南九州の豊かな自然資源のなかで、いまだその恩恵を充分に活かしきっていない部分を材料として、時代のなかで人々が求めてやまない豊かで安心できる暮らしに向けての製品づくりと、地域環境の整備に関する提言及び支援を行う。
スタッフの豊かな知識と経験を活かし、企業責任としての地域貢献を基盤とするCSRの理念を保ちながら、時代が求める製品開発そのものが社会貢献となるCSVを見据えた経営により、地域全体の経済向上を目指す。
文化芸能活動支援
N.Tahara 長年、作詞作曲など文化芸能関係で活動してきた経験を活かし小中高生から高齢者までを文化風土が培った暮らしのなかにある歌へと誘う。
2020年東京オリンピックの年に宮崎県で開催される、国民文化祭宮崎大会に向けて、県内、特に、日南と串間における、文化芸陽の更なるレベルアップを図り、そこから広がる歌と踊りを人々の生活に取り入れることとする。
2020Tokyoオリンピック効果を地方に波及する事業
T.Watanabe 2020年7月の東京オリンピック・8月のパラリンピック・11月に宮崎県全域で開催される国民文化祭。この機会を地方の活性化へとつなぐ事業。具体的には、宮崎県全域で開催される国民文化祭。この機会を地方の活性化へとつなぐ事業。具体的には、世界各国から訪れる多くの人々を、地方の自然と文化芸能・グルメに触れていただくため、原則として主にJRローカル線を使い途中下車方式で数日かけて宮崎県まで導く事業となる。
地方創生企画支援
具体的活動となるのが「ルート448プロジェクト」としての観光ルート総合構築のための提携事業。
来てみらんね~おもしりど~
観光の新たなスタイルづくり
既存の観光地連携による魅力づくり
有名な観光地に恵まれた南九州・その中心に位置する宮崎。しかしこれまでの観光はただ一方的に通過し泊まるだけでした。秘境の地、高千穂がなぜ人々に愛されるのか。そこにあるのは地区の人々の心地よいおもてなし。そこにこれからの旅の目指すべきヒントがあります。
うんめ空気が腹いっぺ吸わるっど~
ただ自然に身を委ねるだけで
目に映る様々な緑の彩に癒されませんか
木々を抜ける爽やかな風、人の心は冬も暖かくして、夏の暑さえ心地よい清流、美しい山と森で彩られた大自然、どこにいても見える夜空のきらめき、私たちのふるさとでゆっくりくつろぐだけできっとあなたの心も体も浄化されます。
住んでみらんね~よかとこやど~
よそ者・若者・ばか者による地域づくりを
移住と体験の形はいろいろあります
南九州が住み良いところであることは全国の多くの人々が認めるところです。ただ残念ながら働く場所が少ないことで尻込みをしているのです。まずは高齢の方々がいらっしゃい。そこに訪れる家族のなかから大自然の素材とIT融合の新たな事業を創造できます。
食いもんがいっぺあっど~
日本の食糧基地だからこその豊富な食材
新鮮と安心であってこそ本物の美味しさを味わえる
みやざきは畜産王国です。それゆえ大量の堆肥が生産され、それが田畑に還元されます。その循環によって美味しい野菜や果物が生産されます。またカツオを中心に魚も豊富に獲れます。是非ともそこから生まれる新鮮で多様なレシピを味わって下さい。
宮崎の焼酎はうんめどファンド
焼酎は生活の潤滑油、過去もこれからも
約50年前に東京オリンピックが開催されるまで、各家庭にはほとんどテレビはなかった。ラジオがあったとはいえ、それは娯楽としてまではなり得ず家族みんなで楽しむには至らなかった。
当時、親父たちの楽しみは晩酌しかなかった、それも田舎にはまだビールがない時代だったので、それは全て焼酎であった。私の地区の戸数は約50戸だったが本家と隠居を合わせると80以上にはなったと思う。戦後のベビーブームから約10年後、回りには子どもがゴロゴロしていて10m歩かないうちに必ず小中学生を見ないことはなくその当時は小中学生が合わせて80名近くはいた。
各家の主の晩酌スタイルは三通りほどあって、一人で静かに飲む者、飲んでいるうちに「ヤマイモ」を掘る者※1、そしてあちこちの家で飲み回る者。結構にぎやかに飲む者が多く、そのなかに喧嘩をふっかける者もかなり多かった。寄合いで飲むときには必ず「ナンコ」という遊びがセットで、これは互いに三本の短い棒(約10cm)を持ち、それを見えないように出し合って、その合計や相手の数を当てるものであった。この数には独特の呼び方があって、「ゲタンハ」は2、「ゲタンメ」は3、「チョク」1か5、「オンテ」は相手の数を指すなどのものであった。
※1ヤマイモ=飲んでいるうちに理性を失って感情的に当り散らすことで、よりエスカレートすると物を投げたり暴力を振るうこともあった。愚痴だけのことではない。
とにかくそのようにして飲み明かすこともあったが、あくる日の農作業や漁があることから、ほとんどは遅くとも10時頃までには眠っていたようだ。とにかく焼酎は不可欠の楽しみであって、各家庭で焼酎を求めるときは、ほとんど一升瓶を10本まとめて買っていた。買っていたといっても、その時点で金を払うわけでなく、農水産物を販売した後で払うという後払い方式だった。当時は冷蔵庫がなかったことで、薄めて飲むときは必ず癇をするのが当たり前で人々の生活の中の重要な位置づけとして晩酌=焼酎という図式は欠くべからずものであった。
オリーブプロジェクト
オリーブは地中海が原産地とされ、日本では小豆島から九州の海岸地域で栽培されている。
オリーブの樹は「太陽の樹」とも呼ばれる。
古代エジプトでは、女神イシスがオリーブの栽培と利用を教えたとされる。ラムセス3世は太陽神ラーに神殿の灯油のためのオリーブ畑を捧げたとされる。
ホメーロスはオリーブオイルを「液体の黄金」と謳った。オリーブオイルは古代地中海貿易の主要商品の一つであった。オリーブは豊穣・富の象徴ともされる。
オリーブはフクロウとともに、女神アテーナーに付随するシンボルである。
アテナイの発行した4ドラクマ銀貨は、表に女神アテーナー、裏にフクロウとオリーブの枝と三日月が刻印されていた。
オリーブは勝利の象徴ともされる。
ギリシャ神話では、女神アテーナーは海神ポセイドーンとアッティカの領有権を争い、どちらが市民に役立つ贈り物をするかを競い、ポセイドーンは塩水の湧き出る泉もしくは戦に役立つ馬を、アテーナーは食用となる実とオリーブオイルの採れるオリーブの樹(の森)を贈り、アテーナーはアッティカの守護女神に選ばれ、アッティカの中心となるポリスは「アテナイ」と呼ばれるようになった。
日本人の味覚にマッチしたオリーブ
栽培の適地は南九州の海岸線とその周辺
日南海岸オリーブロード(ライン)へと
古来、日本の食生活において、その脇役を務めていたのは、シソ、山椒、わさび、ネギなどの和的香辛植物でした。その後に唐辛子や各種ハーブなどが利用されるようになると徐々に食の西洋化が浸透していきました。国民の嗜好変化が進むなかで、近年オリーブオイルを使用したメニューが各地でみられるようになりました。
奇しくもその高貴な味と香りは魚を生で食する日本人の味覚にピッタリ合致し、新食感として多くの人々にすんなりと受け入れられました。そのことから今後はオリーブオイルの奥行のある深き香りとまろやかな舌触りをベースにした新たなメニューが次々に生まれることが期待され、私たちに斬新な味覚と更なる食の楽しみを提供してくれることでしょう。
オリーブの栽培については冬でも温暖な地域でなければ満足できる結果を得ることはできません。まずは家庭で栽培し、それを日南海岸のオリーブロードへとつなげましょう。花と果実からなる景観と魚料理を主体とするグルメ紀行ラインとしてアピールすることにより、時代にマッチした魅力的な観光ルートとして再興できることを大いに期待できます。
オリーブプロジェクトの目指す方向
その栽培スタイルには三通りの選択肢があります
営利栽培・ルート448への植栽・家庭における栽培
2015現在、日南市を中心にオリーブの試験栽培が数カ所で行われています。その栽培においては日南市木山市出身の会社経営O氏が多くの苗を寄贈されていると聞き及び、株式会社南国創研でもふるさとを限りなく愛されるO氏の意気に触れる機会があったことで、オリーブを日南市の新たなる象徴として至るところに植栽し、その果実でオイルを精製、そこからのご当地グルメ新味覚開発と並行する形で、ふるさと便として主に宮崎出身の全国の多くの方々に届けたいという、日南とオリーブを結びつけるプロジェクトを企画しました。
オリーブは言葉の響きとともに、魅惑的な多くの物語をイメージングでき特に勝利の象徴として崇められてきた歴史から、今の時代、地方創生の勝利者を目指すべき私たち社会活動支援企業としての方向性と共通する部分が数多く存在します。奇しくも会社に種苗と栽培に関しての実践者が在することもあり、企画から実現へのプロセスを具体的な方策として確実に構成できることも好材料となります。
実践へ向けた取り組みとして、まずは各家庭においてポットプランター栽培を行うことから普及拡大していきます。約50cm径のポットで栽培することにより極端な低温時に保護できることと、栽培場所を季節によって最適なところに移動可能であることが利点となります。開花から結実に至る時期には目につくところに置くことで、その成長過程をお子さんが観察できることから、学校教育の基本的指針としての知育・徳育・体育・食育のなかの、知育と食育について自らの体験につなげることができます。できれば祖父母になられる方が購入されることで、お孫さんとの絆を深める材料にもなります。
日本の食糧基地としての最たる位置づけにある南九州において、先駆的な取り組みとして新味覚開発を当地自慢の食材(かつお等)を活かしたレシピとして県外にアピールできます。どうか地域全体で取り組むプロジェクトとして多くの方々の参画をお願い致します。
オリーブプロジェクトに参加するには?
まずは会員登録をお願いします
Q:オリーブプロジェクト会員登録の方法は?
◦ページの下部に設置してあるオリーブプロジェクト会員申込みのフォームに必要事項をご記入の上送信して下さい。2営業日以内に確認メールをお届けします。そのメールを受け取られた後に細かい説明を行います。会員登録はいつでも解除できますので安心してお申込み下さい。当初は宮崎、日南、串間に限って会員募集を行いますが、地区外の方で栽培を希望される方はサイトを紹介しますので直接苗木をご購入いただきます。その際の栽培などの指導は当社で行います。
Q: 会員登録をした後はどのようにすれば良いのでしょうか?
◦当社が代理購入した三年生のポット苗を一回り大きなプラ鉢に植え替えて4月下旬から6月初旬までにお届けしますので、それをお宅で栽培していただきます。一年目はプラ鉢栽培で行い庭に直接植える場合は次年度の3~4月に定植します。その際の栽培における指導は当方で行います。料金はお届け時に原則実費を請求しますが、助成事業や寄付行為があった場合には、それに応じて減額することを考えています。
◦ポット苗をプラ鉢に植え替える際、ご希望に応じプラ蜂の大きさと種類を選択できます。料金の目安は基本額が5,000円程度になります。
Q: オリーブを収穫したときにはどのようにすればよいでしょうか?
◦品種によって収穫時期が違いますが、時期になりましたら一週間に一回、土日にオイルを抽出する機会を設定します。収穫量に応じてオリーブの実を買い取ることもできます。収穫適期が不明の方については当社より出向いてご指導いたします。また病虫害が発生した際には健康を害しない植物抽出薬剤で対処いたします。サポートにつきましてはどのようなことでも遠慮なくお申し付け下さい。
高齢者住環境の改善事業
現代社会は急速な少子高齢化の一途を辿っています。高齢者は年次的に増加し社会保障費も比例して増大しているのに、生産人口は年々減少しています。このままでは政府の保障能力が限界になり、よって家庭の負担増加を余儀なくされる時代を迎えようとしています。
介護スタイルも地域包括支援システムが重点になることから、複数集落を基点とする100∼200戸程度を一単位とした介護拠点を設置し、そのスタイルも、前期高齢者が中後期高齢者を支え、そこに障がい者を共生作業療法の一環として加えることで、双方への助成費削減を図る方策とすることができます。
具体的には、施設周辺に、家庭菜園や花壇、家畜飼養などのスペースを設け、そこを要支援者の軽作業を兼ねた触れ合い拠点とすることと、そこからの生産物を食材として補てんすることなどにより、高齢者介護と障がい者支援を融合し、且つ、前期高齢者の支援形態についても、支援ポイント積み立て形式により、近い将来に自らが支援を受ける側になった際の経費として使用できるようにして、施設の運営経費を大幅に削減につなげることが求められます。
このような相乗的支援スタイルを構築することが、人々が慣れ親しんだ人と地域で、安心して楽しく暮らせる住環境として、生きがいの持てるエンディングライフスペースとすることができます。